10/9(土)えほんのじかん テーマは「ライオン」!
秋の三連休一日目は、全国的に雨模様のようですね。
こんな雨の日には、美術館でゆっくりと絵本の世界を楽しんでみませんか?
ただいまの展示は、秋らしいちひろの絵を集めた「ちひろ・秋のいろどり」展と、
「今」を描く個性豊かな絵本作家たちの作品を集めた企画展、
「2000年代の日本の絵本展 2000-2009」の二本立て。
入館料800円(高校生以下は無料)で、どちらの展示もご覧いただけます。
「2000年代の日本の絵本展」は、ふだんなかなか一度に観る機会の少ない、
21人の日本の絵本画家たちの作品を集めた、絵本好き必見の展示です。
ぜひ、原画の魅力を間近でご覧いただければと思います。
(展示詳細はこちら→http://www.chihiro.jp/tokyo/onexb.html)
さて、本日11時からは、恒例のえほんのじかん。
今日のテーマは、百獣の王、「ライオン」です!
いわさきちひろは、動物や生き物をたくさん描いていますが、
その多くは花や小さな動物たち。
でも、なかにはライオンの絵もあるんです。
・ソ見つめあうライオンと女の子 1971年
この絵は、ライオン油脂のライオンベビーパウダーの広告の仕事のひとつ。
このシリーズでちひろはさまざまなあかちゃんの絵を描き、
のちにそれはちひろの代表作のひとつとしても知られるようになりました。
穏やかなまなざしのライオンの背中には、赤い小鳥が一羽。
向かい合って座った女の子は、いったいどんな表情をしているのでしょう。
想像力の広がる一枚です。
この絵は、ただいまちひろ美術館・東京の図書室に、
ピエゾグラフが展示されています。
ぜひ、展示やえほんのじかんと合わせて、お楽しみください。 (K.K)
10/9(土)えほんのじかんのリストはこちら→20101009103007.pdf
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