花束を運ぶ子どもたち

「なりきり!絵のなかの装い」の装い例を紹介します

開催中の展覧会にあわせたドレスコード特典「なりきり!絵のなかの装い」に参加し、「なりきり!」ファッションでご来館くださった例をご紹介します。

大型連休直前の平日にいらした女性のお客様。


左の女性のロングのワンピースは「あやめと少女」のイメージ。「ちょっと色が違うんですが」と話されながらも、晴天のなか、長靴を合わせていらしてくださいました。
右の女性は、ふわっとしたワンピースと帽子、かごを持ち少しうつむいたポーズがポイント。「花束を運ぶ子どもたち」の絵のなかの一番右(最後尾)の子どもをイメージされたそうです。

花束を運ぶ子どもたち

ケイト・グリーナウェイ(イギリス) 花束を運ぶ子どもたち 1876年頃

連休中には、同じく「花束を運ぶ子どもたち」の子どもたちになりきって、小学生の女の子が4人で来館してくれました。

なりきりファッション小学生
特徴的な帽子は、「昨晩つくりました」といっしょに来館されたお母さん方。
スカートも他の布を縫い付け、丈が長くなるよう工夫されています。
並ぶ順番も考え、小さな花束を手に入館。
展覧会を見たり、図書室で本を読んだり、庭でジャンケンをして遊んだり。初めて訪れた当館を楽しんでくれている様子に、美術館のスタッフだけでなく、館内のお客様からも「かわいい!」と声があがりました。

今回の展覧会は、絵に描かれている「服」がテーマです。
絵のなかの服装をよく見て、お手持ちの服をちょっと工夫して、ぜひ「なりきり!」ファッションでいらしてください。そして、ご自身がなりきった作品を展示室でじっくりご覧になりませんか。

ドレスコード特典「なりきり!絵のなかの装い」は、5月6日(月)まで。
大人の方も大歓迎です。

特典対象作品はこちらからご覧ください。

(T.K)