4月2日は国際子どもの本の日

今から60年前、世界中で子どもの本をとおしての国際理解を深めるための記念日をつくろうと、イエラ・レップマンが提案し、翌年アンデルセンの誕生日である4月2日が「国際子どもの本の日(International Children’s Book Day)」に制定されました。

レップマンは、第二次世界大戦後のドイツの惨状を目にし、子どもたちは食べ物や医療のみならず、本を必要としている、と感じます。そして、各国の大使館に、子どもたちのために本を送ってください、と手紙を書きました。彼女は集まった本で1946年に世界の子どもの本の展示を行い、大勢の子どもたちがやってきました。

絵本や子どもの本をとおして、異なる国々の文化や人を理解し、平和へつなげるのはちひろ美術館の願いでもあります。

生きていたら221歳のアンデルセンは、生前に戦争を体験し、国どうしの平和と理解の大切さをも訴えました。

 作品:いわさきちひろ『おやゆびひめ』(講談社)より もぐらとけがをしたつばめを見つけたおやゆび姫、1966年 (ちひろ いつもとなりに―子どもと動物― にてピエゾグラフにて展示中)