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自由いっぱい!奇想天外!
長新太 ナンセンス・ワールド(福井県)

日本を代表する絵本作家のひとりである長新太。1927年、東京に生まれ、20代前半より漫画家として活動を開始しました。1958年、初めての絵本となる『がんばれ さるの さらんくん』を福音館書店より出版、以来、絵本作家、画家、イラストレーター、漫画家、エッセイストとして広く活躍しました。
やわらかく、それでいて鋭い描線と独特の色彩表現。どこかおかしく不思議な言葉が連なる長の創作には「ナンセンス」の世界が広がっています。頭の中に浮かぶ奇妙な空想や歩きながら思い浮かべるあるはずのない風景。長の描き出す、常識にも形式にも縛られない奔放な空想は読む人の心を開き、解き放ちます。子どもたちは共感し、大人は童心を思い出す非日常の感覚がそこにいきいきと輝いているのです。
2025年は、長が77歳で亡くなってから20年の節目の年でもあります。本展ではロングセラーとなった『きゃべつくん』『ろくべえまってろよ』『ぼくのくれよん』『えをかく』などの絵本原画、絵本を作る際に手がけた『ゴムあたまポンたろう』『くもの日記ちょう』などのダミー本、『人間物語』など漫画の原稿まで、初期から晩年にいたる作品や貴重な資料から長新太のナンセンス・ワールドの秘密に迫ります。

主催:福井県ふるさと文学館
共催:ちひろ美術館
協力:トムズボックス
企画協力:アートキッチン
開催期間:2025年7月12日(土)~9月28日(日)
※7/14(月)、17(木)、8/25(月)、28(木)、9/1(月)、8(月)、16(火)、18(木)、22(月)、24(水)は休館
会場:福井県ふるさと文学館 TEL:0776-33-8866
(住所:福井県福井市下馬町51-11 福井県立図書館内)
入館料:無料

詳細は、福井県ふるさと文学館 公式サイト をご確認ください。
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