ケイト・グリーナウェイ
(イギリス United Kingdom), 1846-1901
ロンドンで彫版家の父のもとに生まれる。12歳から画塾に通い、南ケンジントン女子美術学校やスレイド美術学校で学び、各種カードや挿し絵の仕事を手がける。1877年、彫刻家のエドモンド・エヴァンズに自作の詩と絵を見せたのがきっかけで、1878年に処女作『窓の下で』を出版。これが大ベストセラーになり、国内外で広く親しまれるようになる。以後、エヴァンズの彫版による多色刷り小口木版で『マザーグース』（1881）『マリーゴールド･ガーデン』（1885）などを出版。イギリスのケイト・グリーナウェイ賞にその名を残している。
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