2025年は日本の第二次世界大戦の敗戦から80年にあたります。
空襲のなかを逃げまどった体験を持つちひろにとって、戦争はけっして許されるものではありませんでした。「平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好きで、そういうものをこわしていこうとする力に限りない憤りを感じます。」と語ったちひろは、愛情に包まれた子どもの絵にも、戦火にさらされた子どもの絵にも、平和への思いを込めました。
本展では、ちひろが戦争を描いた3冊の絵本、広島で被爆した子どもたちの手記に絵をつけた『わたしがちいさかったときに』と、ベトナム戦争の戦時下の子どもたちを描いた『母さんはおるす』、ちひろが最後に完成させた絵本となった『戦火のなかの子どもたち』を紹介します。また、夏の日差しのなかで子どもたちが遊ぶ平和な情景を描いた作品も展示します。
ちひろが平和への願いを込めた作品の数々をご覧ください。
主催:越前市観光協会、ちひろ美術館
開催期間:2025年6月14日(土)~9月1日(月) ※休館日:火曜(祝日の場合は翌日)
会場:「ちひろの生まれた家」記念館 TEL:0778-66-7112
(住所:福井県越前市天王町4-14)
入館料:一般300円、高校生以下無料
詳細は、「ちひろの生まれた家」記念館 公式サイト をご確認ください。
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