いわさきちひろ 赤い毛糸帽の女の子『ゆきのひのたんじょうび』(至光社)より 1972年

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【中止】ちひろの雪月風花

四季折々の草花、風に散る花、夜空に浮かぶ名月――。自宅の庭で花を育てたり、自然豊かな黒姫高原の山荘での時間を楽しむなど、ちひろは自然の美しい風景と季節の移ろいに心をよせながら、生き生きとした子どもたちの姿を重ねて描き出しました。本展では、四季を感じる感性や、日本の伝統美への共感、万葉集の独自の表現などを通して、ちひろの絵のなかに息づく“雪月風花”(風雅な感性)を探ります。

※本展は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休館にともない、中止となりました。