いわさきちひろ 「ことしのぼたん」 1965年
子どもはあそびを通じて、自然のなかで感性をはぐくみ、友だちとの関わりのなかで社会性を学ぶなど、さまざまな体験を重ね成長していきます。「子どもの肢体の魅力はかぎりない」と語ったちひろは、夢中になってあそぶ、躍動感あふれる子どもの姿をいきいきと描き出しました。生きる楽しさや幼い日の記憶を呼び覚ますちひろの絵から、人間関係が希薄になり孤立を深める現代において、子ども時代のあそびの大切さを問い直します。
※本展は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休館にともない、2021年へ延期となりました。
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