『ぽちのきたうみ』(至光社) 『ぽちのきたうみ』 いわさきちひろ・文 武市八十雄・案 至光社 1974年刊 夏休みにおばあちゃんの家に遊びに行った少女は、残してきた仲良しの子犬が気がかりで、海にも入らずさびしい思いで過ごし、ついに子犬に手紙を書いて送り、待ちわびる気持ちを伝えます。この絵本には、ちひろ自身が、愛犬チロを旅に連れて行けなかった経験が重なります。ちひろはこの絵本の制作にあたって様々な場面を70点以上描き、そのなかから全体の流れや展開のリズムを考慮して18点を選んで絵本を構成しました。 00:00 00:00 早戻し 再生 早送り